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何とかコハクのヤンデレスイッチをOFFにして、ごまかすようにツェル先生が居る研究棟にやって来た私達。
何故かマーズ君と生徒会長のシオンも着いて来ちゃってます。
「君達はもう帰りな?ここからは危ないんだから。」
「心配無用じゃ。妾に危険など有りはせんのじゃ!」
「うん、でもまあ、先生の言う事を聞いてほしいかなー?
生徒が来て大丈夫なら、わざわざツェル先生が退治してないからね?」
多分だけども。
「ケッ。オレがあんな虫の魔物ごときにやられるかよ。」
あー……これは2人共……典型的な過信タイプだね、うん。
うし、放置の方向で。
「こういうタイプは痛い目を見ないと懲りないタイプだものね。」
「うん、まさに鼠に噛まれるとは思ってない猫状態。
忠告を聞かなかった事を後悔して反省するまで助けてあげないでおこう。」
「お、俺は外で待っ「ディアン君は場慣れしないとだから、着いて来てね。」そ、そんな!!!」
「大丈夫大丈夫。【絶対守護領域】を張って、ラゼルとコハクを護衛につけてあげるから!」
The・弱いポ〇モンを最初に出し、直ぐ引っ込めて経験値を稼ごう的作戦!
今度、学習そ〇ち的なのが創れないか実験してみよう♪
それにしても…
捕獲魔物を届けに来た時からちょっとしか減ってないんだけど……ツェル先生、何やってんだろう?
ヘンゼルさんとか研究員を守りながらだから、上手い事数を減らせないか、あるいは別の何かが起こってるとか?
………一応、触覚糸でも探っておこう。
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