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「こうして鍛えてけば、強くなるだけでなく。体もお姉様みたにバイーンとなるわけよ!」
「スタイルでも並ぼうと?」
俺はワン子に質問する。
「うん!何をおいても、お姉様はアタシの目標。」
「頑張れ妹ー。私のバストは90あるぞー。」
「「「 !? 」」」
俺達の心音が跳ねる。
「とりあえずお昼に牛乳飲むんだ!」
そんな様子に気づかないワン子は、健気に言う。
「それでも無理は無理だろ。」
「なに喧嘩売ってるの大和?勝負する?」
俺の言葉にワン子が反応する。
「だってお前・・・。」
そう言って姉さんに再び目をやる。
「ん?」
無駄な肉を鍛錬で落とした引き締まった体だから、大きな胸がより自己主張している。
くびれたウェストから、しなやかな脚も伸びてるし___なんというかカッコイイ魅力がつまっている。
さすが学園最高の美人。
同時に学園最強でなければ、言い寄る男は星の数だったろう。
「なんだ大和。ジロジロ見て。んー?」
と、姉さんを見ていたらガシッ、と腕で首をロックされた。
「ぬああ、ややっぱりワン子には無理だって思って。」
「何ィ馬鹿にしないでよねっ!」
俺の言葉にワン子がムキになる。
「いつか巨乳になって。”おいおいお前の体は果物屋か?メロンが2つもあるぜ“とか言われてやるわっ!」
「あははははは!!!」
「ナイスギャグ。合格!」
「おお、京に受けたぞ。はははは。」
「バカども笑うなーっ!真剣(マジ)なのよーっ!」
ワン子の叫びが変態橋に響いた。
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