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私立、川神学園。
川神市の代表的な学校で、個性を重んじるための自由な校則とユニークな行事・授業が特徴的。
レベルはまぁそこそこで生徒数は多い。
中間試験は存在せず期末が勝負となる。
土日は休み。
アルバイトOK。
他に、この学校の特徴として、“決闘”システムが上げられるが___それはまた後述。
怖いのは小島先生ぐらいだが、真面目にしていれば問題ない。
「と、まぁこんな感じでOKだったか?」
俺がさっきまでの説明をまとめると、大和に確認する。
「あぁ、カイツは覚えるのが早くて助かるよ。」
コイツは直江 大和(ナオエ ヤマト)。
昼休みに入る少し前に、声をかけられ仲良くなった。
最初は少し線引きされてた感じがしたが、ヤドカリの話しから違和感が消えていた。
「いや、大和の教え方が上手いんだって、感謝するよ。」
「いいって、気にしないでくれ。困ったときはお互い様さ。」
とにかく、この短時間でこのクラスに馴染む事ができたのも、この大和___しいてはヤドカリのおかげだろう。
「カイツは弁当なんだな。」
「あぁ、1人暮らししてるからな。なるべく散財しないようにしてんだ。」
そんな風に会話していると___。
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