見習いの頃の泉

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江草の運転は上手く ブレーキングも上手い 停車目標にもピッタリ止める 泉(うわ~やっぱり上手いな~) 江草「武藤 見てるだけでなく俺が指差呼称したら一緒に指差呼称するようにな」 泉「はい すいません」 江草「第二閉塞 進行!」 泉「第二閉塞進行」 そして1時間半後 木花駅へ 30分後には 空港快速に乗務する 江草「武藤 江佐原まで 運転してみようか」 泉「はい」 すると 113系がきた 江草「武藤 古いが 我慢しろよ」 泉「はい」 泉が運転席に座る 江草「左がマスコン 右がブレーキだ 間違えるなよ」 泉「習熟で習いましたから大丈夫です」 そして 泉「四番出発 進行」 江草「進行」 武藤が初めて多くのお客さんを乗せた快速を出発させる しかし緊張からかスピードがでず 江草「武藤 スピード上げろ 110㌔まで上げろ 遅れると迷惑掛けるぞ」 泉「はい!」 すると武藤はマスコンと間違えブレーキを掛ける キキキー 江草「ブレーキかけてどうするんだ マスコン左だ左!」 泉「すいません」 泉はマスコンを入れ ようやくスピードを上げる 江草「二分遅れだぞ」 そして電車は二分遅れて江佐原駅に到着 江草「代わるわ 」 泉は運転席を離れ江草が運転席に 泉「緊張するのはわかるけど 急制動はやるなよ 俺の見とけ」 泉「はい」 江草に運転代わり スピードを上げる 江草「空港快速はな 飛行機乗る人がたくさんいるんだ だから遅れるのはなんだ わかるか?」 江草は巧みなハンドル裁きで 月見には定着した 江草「113系はスピードがあまり速くないんだよ 」 泉「はい 」 泉はメモりながら 江草の運転を見つめる
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