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山川「はい 早速 仕業点検から 項目は座学で習ったわよね？」
泉「はい まず車両周りの異常が無いかを確認 そして異常無ければ歯止めを外し 運転席へ」
山川「あとは？」
泉「えっ？」
山川「えっ？じゃないわよ 運転席に乗り込む前には指先呼称でしょ 座学で習わなかったの😒」
泉「はい そうでした」
そして運転席に上がり
泉「パン上げ 」
山川「アホか？ まずすることあるでしょう？」
泉「えっ？ 」
山川「ほら Ｍ１１２の側灯 ついてないじゃない 」
泉「ごめんなさい あの側灯つけて それからパン上げですね
側灯よし」
そして泉はパン上げボタンを押して パンタグラフを上げた
山川「そして次にする事は？」
泉「車内を見回し お客様の忘れ物は無いか 窓は開いてないか トイレは故障してないか チェックし それから側ドアのチェックです」
山川「… とりあえずやってみて」
泉は仕業点検の項目をひとつ ひとつ こなした
山川はここで あることをした
おもちゃの携帯を座席の下に置き お客さんの忘れ物を気づかせるために仕組んだ
泉は座席周り 網棚など隈なく見てまわり
泉「お客様の忘れ物なし トイレ異常なし 方向幕 異常なし」
すると
山川「あらそうかしら 私 さっき武藤さんの後ついて行ったらこれが座席の下にあったわよ」
と忘れ物に見せかけた携帯を 泉 に見せた
泉「いっけない 座席の下」
山川「ちゃんと隅々みなきゃだめでしょう あとトイレ 紙が少ないわよ ちゃんと 補充し 予備はトイレの棚に乗せる」
泉「すいません」
山川「じゃ ドアチェックして」
泉はドアスイッチを操作し ドア開閉チェックをした
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