見習いの頃の泉

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江草「真紀 お前も昼休みか?」 山川「これから私は木花まで 運転 公一は?」 江草「これから 新宮崎まで 快速に 乗務だよ」 山川「武藤 あなたの足引っ張るでしょう?」 江草「いや そんな事ないよ あの子勉強熱心だよ ノートに注意点を書いてるし 」 真紀「多分あの子には運転手向いてないわ」 泉は黙って聞いてたが 泉「あの 山川さん 」 真紀「なによ」 泉「私は必ず一人前の運転手になって見せます 」 真紀「はたして出来るかしら 」 泉「江草さん 次私に運転させてください」 山川「公一 やめときな 」 江草「次は331系だけど 大丈夫かい?」 泉「やってみます やらせてください」 江草「よし じゃ とりあえず竹村駅まで 運転するか? もし上手いなら 恒久まで」 泉「はい 早速行きましょう」 江草「おいおい まだ30分もあるぞ」 山川「まったく 落ち着きなさいよね 」 そして 乗務する電車が来て 江草「武藤 大丈夫か 」 泉「大丈夫です!」 そして泉が運転する電車は 三葉駅を離れた 江草「武藤 落ち着いてブレーキをかけろ」 快速なので 次は竹村駅 10分足らずで竹村に到着 江草「相変わらずブレーキが強いなー」 泉「ふう」 江草「停目 0.5M手前か まあ合格だけどブレーキ加減が」 泉「ブレーキ使い 難しいですね」 江草「タイミングだよ 運転変わろう」 泉はブレーキ加減の課題を押し付けられたようだ そして泉の乗務は終了 江草「今日の課題を必ずノートに取って おさらいしろよ あと報告書は忘れず区長に出すようにな 俺はこれから南川線 乗務してくるから 」 公一はそう言い 乗務に戻っていった
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