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俺の名前は、荒井カイト。
１８歳。
高校３年。
成績は良くもなく悪くもなく。
彼女の、東雲ミサキは、同級生だ。
出会いは、部活だ。
同じテニス部だった。
何かと気があったので、よく話をしていた。
そして、その時はやってきた。
１年の時の夏休み中の練習の後、俺はミサキに呼ばれた。
みんなが帰った後に。
「ねえ、私のこと、好き？」
突然の告白に、俺は戸惑った。
俺は、
「あっ‥‥ああ。」
と答えた。
「じゃあ、私と付き合ってくれる？」
こういう経験は、初めてだった。
あまりにも緊張し過ぎたから、その後のことはあまり覚えていない。
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