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・カイト・
俺は扉の前に止まった。
扉には、赤い字でこう書かれていた。
"手に入れて下さい あなたの命を"
命。
ゲームに失敗すると、待っているのは死‥‥
「ゲームってなんだよ！」
俺は叫んでいた。
正直怖かった。
この先、何が待っているかわからない。
もちろんだけど、死にたくたい。
俺は、気づいた。
所どころにカメラが設置されている。
誰かが見ている？
反応を楽しんでいる？
こんな事やった人は狂ってる。
でも、これは夢ではなく、現実だ。
俺は進まなくてはいけない。
俺は、扉を開けた。
未来を手に入れるために‥‥
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