手に入れて下さい あなたの命を

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2:59 2:58 2:57 「いやーーーーーー!」 ミサキの声が響く。 俺達2人の間には、静寂が続く。 2:25 2:24 2:23 未だに俺は、動けなかった。 先に口を開いたのは、彼女の方だった。 「そこのモニターに映っている女の子は、あなたの彼女?」 さっきまでのが嘘のような冷静な口調だった。 「はい。そうです。」 「そうなんだ。彼女のこと、大事にしなきゃ駄目だよ!」 俺は、どう答えたらいいかわからなかった。 「私はもう、35歳だけど、恋愛は人生の中でとても大きな存在になるの。」 「‥‥‥‥‥」 1:48 1:47 1:46 突然、彼女は叫んだ。 「タケシ!」 彼女はモニターを見ながら泣いている。 たぶん、彼氏が映っているのだろう。 いや、35歳じゃあ‥‥旦那か? 1:19 1:18 1:17 この人にも大切な人がいる‥‥
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