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もう1人の親友、トシヤも目覚めた。
「うっ‥‥マサト?」
「トシヤ!」
「それに、カイトも!なんだよこれ!」
トシヤは暴れ出した。
だが、固定されているから身動きができないらしい。
「なんだよこれ!説明してくれ!」
「そうだよカイト!説明して!死体を見たって‥‥どういうこと?」
「死体!?おいおい、どうなってんだよ。」
2人の親友は、パニックになっていた。
もちろん、大抵の人間はこういう反応をするだろう。
目覚めたら、知らない場所にいて身体が固定されている‥‥なんてこと、普通に考えたらないし。
でも今、現実に起こっている。
「こんにちは、カイト。」
加工された声が、部屋中に響く。
2人の親友の動きは、ピタリと止まった。
「ようこそ。第2ゲームの会場へ。」
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