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Uside ちょっと早めに楽屋に来てからもう2時間。 衣装のデザインが思い浮かばない!! 「どうしよう!!」 N「次は竜也かよ!?」 「だってさ……」 って、ちょっと待てよ? 白と黒……。 天使と悪魔……。 「お!!思い付いた!!」 N「うわっ!!ビックリしたー」 今のうちに急いでデザイン画描かないと。 でも、ここで描いたらバレるから違うとこで描こう、うん。 ツアー1週間前までのお楽しみにしとかないとね。 「俺、ちょっと行ってくる!!」 急いで向かったのは、隣の使われていない部屋。 「よしっ!!」 頭の中に浮かび上がっているデザインを書かないと!! 「えーと…、1つはこれで…」 書き上げた時は、もう夕方で。 皆帰ってるだろなぁ。 「ふー、疲れ…」 ガチャッ T「ここでターンして」 N「そのあとにこれ入れるか!!ナイス」 あれ? K「よっしゃ!!完璧!!」 A「ここん時に暗い感じで」 T-「それでせりのとこでライト付けたら良いんだ」 皆も残ってたみたい…。 てかすごいスピードで出来上がってきてるじゃん。 さては皆、一昨日に考えてたな。 N「お、竜也。大体は皆出来たってよ」 「みたいだね。てか早くない?」 N「あー、再来週からドーム行ってセットしないといけないんだ」 全「は!!??」
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