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Nside 姉「雄くん!!」 「ぐはっ!!」 昨日は結局撮影が長引いて、帰ったのは夜中の2時過ぎ。 今日は昼からだから、ゆっくり寝ようと思ってたのに!! 姉「朝だよ(笑)」 「ゆっくり寝かせろ!!」 姉貴に飛び付かれ、8時過ぎに起こされる始末。 マジで眠い。 姉夫「紫、起こしたらダメだろ…」 姉「え?」 「姉貴、俺帰ったの2時過ぎ」 姉「ごめん!!雄くん」 目が覚めてしまったし、仕方ないか。 「良いよ」 秀さんが姉貴を連れて部屋を出たあと、俺は書き途中だったノートを仕上げて、服に着替えた。 今日はいつもより体の調子が良いし、ダンスレッスンは上手くいきそうだな。 竜也は多分、当たってくるだろうけど。 このとき、俺は気付かなかった。 まさか、あいつに気付かれるとは………。
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