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Uside
K「上田は人の話を聞かずに、すぐ自分で終わらせるとこがあるから」
確かにあの時、雄一の話なんて1つも聞いてなかったような気がする。
でも、もう終わったことだし。
「そんなの、関係ない。言い訳にしか聞こえないし」
K「上田」
「でもね、敵意剥き出してはいないけど、憎悪しかないのは確かだよ」
好きの裏返し。
本当は今でも好き。
雄一の話を聞かずに自分で終わらせたことを今すぐにでも言いたいぐらいだ。
でも、雄一に痛い目見せようとしているもう1人の俺がいる。
A「憎悪って…」
「はい、もう終わり。てか中丸遅くね?」
N「ごめん!早くやろ」
そうして1時間、ダンスを覚えて今日の仕事は終わったんだけど。
「中丸さ、やる気あんの?」
後半から中丸はミスしまくり。
ちょっとしたとこで躓きかけたり。
こっちが嫌になってくる。
N「………」
「あんなとこでミスされると進まねぇだろ」
N「ごめん」
「もう!!言いたいことがあんなら言えよ!!」
K「上田、それくらいで…」
N「………」
雄一と喧嘩したいわけじゃないのに。
「やる気が無いなら辞めろよ…」
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