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槙「はい。この会社と会社の社長について色々と調べてもらいたいんです。」
千「株式会社OST…今伸びてきてる会社の1つね。それで、具体的にはどんな情報が欲しいのかしら?」
槙「会社の経営状況、会社の従業員の資料、社長の親族関係の資料とかですかね。あとこの車の持ち主を見つけて欲しいです。」
槙は識がメモしていた紙を千奈に渡した。
千「了解。たぶん、2日もあれば調べられると思うわ。調べ終わったらすぐに連絡するわね。急ぎなんでしょこれ?」
槙「さすが千奈さん、その通りです。」
千「2人があたしに頼むときはだいたい急いでる時でしょ。そこまで急ぎじゃないならいつも自分たちで調べてるじゃない。」
槙「はい。そんなに焦ることじゃないんですけど、ちょっと急いだ方が良いかもしれないと思って。」
千「やっぱりね。まぁ、まかせてちゃんと調べるから。」
槙「よろしくお願いします。あっ、あと太一くん、匡一さんに小型の発信器を2つ作成してもらえないか聞いておいてくれない?」
太「わかりました。匡兄の返事はメールで送りますね。」
槙「よろしくね。」
頼みごとの話はそこで終わり、その後は4人(識はビクビクしながら)でたわいのない世間話をして家へと帰ってきた槙と識。
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