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翌日の朝。
槙の携帯に千奈から連絡が入った。
槙「もしもし。」
千「あっ、槙くん?朝早くからごめんなさい。」
槙「全然平気ですよ。それより、どうしたんですか?」
千『調べ終わったわよ。頼まれたもの。』
槙「えっ?!もうですか?!」
あまりの早さに驚く槙。
千『えぇ。久しぶりにこういうことしたらすっごく楽しくて。あとやりがいがあったからかしら燃えちゃって、昨日1日で全部調べちゃったの。でも、早くて困ることはないでしょ?」
千奈は楽しそうにそう言った。
槙「はい。ありがとうございます千奈さん!」
千『どういたしまして。今日大学には行く?』
槙「はい。1限と3限に授業があるんで行きますよ。」
千『じゃあ、ちょうどいいわ。3限が終わったら第1校舎の裏のベンチに集合しましょう。そこで調べたものの資料を渡すわね。』
槙「わかりました。じゃあ、また後で。」
槙はそう言って電話を切った。
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