・依頼者のメールの真相

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槙「じゃあ、明日『イロハ熊』に行った帰りに莉子さんに連絡とってみるか。それとも直接自宅に行った方が良いか。」 識「うん、住所もわかったし、自宅に行った方がいいんじゃない。連絡とっておいて家から出てきてくれないってことになってもいけないし、連絡取ったことで何かおこってもいけないし。」 槙「だな。莉子さんは俺たちが家を知ってること知らないから驚くかもしれないけど。」 槙はそう言って、メモに莉子の家の住所も書き足した。 識「明日の予定が決まったのはいいけど、明日どうする?さっきの話通りに家を出る?」 槙「う~ん。明日は…4時に家を出よう。遅くて困ることはあっても早くて困ることはないだろうから。」 識「わかった。…そうと決まったらお菓子買いに行かないと!」 槙「行く必要ない!まだ棚の中に大量にお菓子はある。それに、話が終わったなんて一言も言ってない。」 今すぐにでもお菓子を買いに行きそうな勢いで立ち上がろうとした識の肩を押さえて槙が呆れた様にそう言った。
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