5771人が本棚に入れています
本棚に追加
色葉はその資料を手に取ると中を見た。
すると、横から資料をのぞき見していた元気の目が驚きでまんまるになっていた。
そして、資料を見終えた色葉は、
色「確かに。この資料に書かれている情報は、今のどから手が出るほど欲しい情報ですね。」
笑顔でそう言った。
悠「では、取引に応じてもらえますか?」
色「1つ目と2つ目は応じても良いと思っています。ですが、3つ目の頼みごと次第では応じることはできません。」
悠「それもそうですよね。でも、頼み事と言っても岡村莉子さんを尾行をフリでいいので続けて欲しいんです。私たちの用件が片付くまで。」
色「それだけですか?」
悠「あぁ~…あとは私達の事をあなた達の依頼者に伝えないで下さい。というぐらいですかね。」
色「…わかりました。この取引応じましょう。」
色葉は少し考えた後そう言った。
そして、
色「今回の依頼はあまり乗り気ではなかったのでちょうど良いですしね。」
と呟いた。
最初のコメントを投稿しよう!