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そして莉子の家の前に着いた2人。着いてすぐ悠はチャイムを押した。
すると、
ガチャッ!
すぐにドアが開き、莉子が出てきた。
莉「悠さん、鈴さんどうしてここに?!」
2人がもう少しで来ることを色葉から聞いていた莉子だが、そう聞かずにはいられなかった。
悠「どうしてと言われましても、莉子さんが心配だったからとしか言えないですね。」
莉子の勢いに押されながらも、悠はそう答えた。
続けて、
鈴「あの依頼取り消しのメール。莉子さんが打ったものではないとすぐにわかりました。だから真実を確かめに来たんです。」
鈴もそう言った。
莉「…………。」
2人の言葉に莉子はくしゃりと顔をゆがめ、たんを切ったように泣き始めた。
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