・依頼者のメールの真相

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莉「えっ、こちらの方が私の事を監視されていた方なんですか?」 莉子は悠の隣にいる色葉を驚きの顔で見た。 色「はい。私ではなく私の事務所の者がと言ったほうがいいかもしれないですが。さっき得屋さんが言いましたが、私たちは得屋さんたちの味方です。これから監視は続けますので、岡村さんの周りを1人の男がうろうろしてるかもしれませんけど、気にせず、これまで通りの普通の生活を送って下さい。」 悠「ということです。この人たちが私たちを裏切るという事は絶対にありえないので安心してください。」 莉「は、はいわかりました。」 困惑気味の莉子だったが、頷いてそう返事した。 色「これで私が居なくてはならないことは終わりましたか?」 莉子の返事を聞いて悠が口を開く前に色葉がそう聞いてきた。
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