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悠「そういえば莉子さん、今後の話をする前に岡村良仁さんの出張先を教えてもらえませんか?あと、ここ数か月間でも良いのでいつ出張して、その出張先はどこだったのかわかる範囲で良いので教えてもらえませんか?」
莉「あっ、はい。夫が出張した場所と日時ならこのカレンダーに全て書き込んでます。」
莉子はそう言ってかけてあるカレンダーを取り、悠に渡した。
と、そこで…。
ブルブルブルブル…
悠の携帯が鳴った。
悠「はい、もしもし。」
色『私の所に依頼主から連絡が入りました。誰か、家に来ていないかと。来てませんとは言いましたが、今依頼主の車がそちらに向かって走って行くのを見ました。あと10分もしないうちにそちらに着くかもしれません。』
悠「わかりました。連絡ありがとうございます。」
悠はそう言って電話を切った。
悠「10分後にはここに秘書の方が来るみたいです。」
莉「えっ?!」
悠のいきなりの言葉に莉子は驚きの声を上げた。
鈴「やっぱりそうですか。今、靴取ってきます。」
鈴は少し急ぎ足で靴を取りに行った。
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