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悠「あの時はすみませんでした。どこか怪我しませんでしか?」
健「してないしてない。体が頑丈ってのが俺の唯一の自慢できることなんでな。あと謝る必要なんてないぞ。あの時、俺たちは敵同士だったんだからな。」
悠「…そうですね。あっ、私達そろそろ行きますね。」
悠は時計を見てはっとしたように言った。
健「あっ、すまんすまん。俺話始めると止まらなくなるんだ。まぁ、またどこかで会うことがあればその時は酒でも飲みながら話そうな。顔は覚えたからよ。」
悠「はい。またお会いする機会があればぜひ。では、失礼します。」
そう言って悠と鈴はその場を後にした。
その場を後にした2人は健雄に渡された地図を見ながらイロハ熊探偵事務所まで戻り、自分たちの車へと向かった。
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