・元情報屋

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清「わかったわ。というよりも私が話すよりも槙ちゃんが直接話した方が早いわね。電話をかけて事情を説明したら電話代わるからちょっと待っててね。」 清美はそう言うと、どこからか金庫を持ってきて金庫のカギを開けるための番号を入力して中から箱を取り出すと、キーケースを出してそこにつけられているたくさんのカギの中から1つを箱の鍵穴に差し込んだ。 あいた箱の中にはたくさんのメモ帳が入っていて清美はその中から迷うことなく1冊のメモ帳を取り出すとパラパラとめくり、目的のページを見つけるとすぐに電話をかけ始めた。 そんな清美の行動を見ていた槙は、 槙(すごい厳重な保管だな。まぁ、あのメモ帳たちが外に流出したら大変だもんな。) 槙は厳重な保管の仕方に感心していた。 清「あっ、もしもしリクお久しぶり。元気してる?あ~、そうなのよぉなかなかそっちに行く暇がなくてねぇ。そうそうもうねぇ…………。」 清美が話を始めたため電話を代わる準備をして待つ槙。
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