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槙『あぁ。それが清美さんの知り合いでさ。店の場所もわかったし、その店のママさんとも直接明後日話できるように頼んだら了承してくれた。それに意外な事実もわかった。』
楽しそうにそう言う槙に、
識「何その意外な事実って?」
識はそう不思議そうに聞いた。
槙『それは識がこっちに帰ってきてから話す。それより、鞄の中から服を出してハンガーにかけたか?スーツもだけど服もすぐにシワがつくんだからな。ちゃんとハンガーかけとけよ。』
識「わかってる。それよりも明日朝ちゃんと起こしてね。」
槙『わかってるよ。で、何時に起こせばいいんだ?』
識「う~ん3時ごろかな。井坂がいつ家出るかわかんないし。4時半ごろには家の近くに待機してようかなって思ってる。」
識は鞄を開けて服を取り出しながら言った。
槙『そうだな。でも、井坂が家にいるとは限らないんじゃないか?会社の近くで待機してた方が良いと思うぞ。』
識「様子を見に行ったときに家の中灯がついてたんだよ。で、人がいる感じもした。車もあったし。」
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