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槙『早くないか?』
識「知りたいことはほとんど知れたから。まだわかってないこともあるけど、それはそっちで槙と一緒に考えた方が良いと思うから。」
槙『そっか。じゃあ、明日は一緒に行けそうだな。あっ、じゃあ明日朝一番に車を返してこようっと。久しぶりに車借りたけど結構金かかった。』
識「そうなんだ。あっ、今から帰ったら夜中の4時前には帰れると思うから。…夜食準備しといてね。」
槙『はぁ…。電話かけてきたのはそれが言いたかったからか。』
識「うん。1日だけだどもう槙のご飯が恋してく恋しくて。」
槙『…仕方ない。冷蔵庫に何か作っていれとくから勝手にあっためて食べろ。』
槙は少しうれしそうにそう言った。
識「はぁ~い。ありがとう槙。」
槙『あぁ。帰り事故しないように安全運転で帰ってこいよ。』
識「うん。」
槙にそう返事して、識は電話を切ると、
識「よしっ!帰るぞ!」
そう言って素早く帰り支度を済ませ、ホテルを出て家へと車を走らせた。
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