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その識の言葉を聞いた槙は、
槙「はぁ…電話かけてきたのはそれが言いたかったからか。」
ため息を吐いてそう言った。
識『うん。1日だけだけどもう槙の作るごはんが恋しくて恋しくて。』
槙「…仕方ない。冷蔵庫に何か作っていれとくから勝手にあっためて食べろよ。」
槙(クソッ!都合の良い時だけ人を褒めやがって!)
心の中でそう思う槙だったが、顔の表情はとてもうれしそうだった。
識『はぁ~い。ありがとう槙。』
槙「あぁ、帰り事故しないように安全運転で帰ってこいよ。」
識「うん。」
識の返事が聞こえた後、電話が切れた。
その後、
槙「夜食か…。何を作ろうかな。それにしても1日で終わって帰ってくるなんてなぁ。」
槙は感心しながらそう呟くと夜食づくりを始めた。
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