・それぞれの報告

3/18
前へ
/557ページ
次へ
槙「焼きおにぎり。あっ、机の上じゃなくて冷蔵庫におにぎりとたれを入れてるから、おにぎりをレンジで軽くあっためて、そのあとおにぎりにたれをつけてオーブントースターで焼いて食べれるように準備してある。」 そんな識に冷蔵庫を指さす槙。 識「俺、風呂入ってくるから用意しておいてねぇ。」 識はそう言ってすぐ脱衣所へと消えた。 槙「あいつ最初から俺を起こすつもりでいたな。」 槙はブツブツ言いながら焼きおにぎりを温め、インスタントの味噌汁もついでに用意した。 識が風呂から上がるとテーブルの上にアツアツの焼きおにぎりと味噌汁が待っていた。 それを見て識は素早く服を着ると、 識「いただきまーす。」 すぐに焼きおにぎりを食べ始めた。 うれしそうな顔でおにぎりをほおばる識に、 槙「で、こんなに早く帰ってくるってことはよっぽど良い情報が手に入ったってことだよな。」 槙はそう聞いた。
/557ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5772人が本棚に入れています
本棚に追加