・それぞれの報告

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識「もひろん!ひゃなひどはへってこひゃいいひょ。」 槙「俺が悪かった。食べ終わるまで待ってるから食べていいぞ。」 何を言ってるのか聞き取れないと判断した槙はそう言って自分用にコーヒー、識用に玄米茶を用意するため立ち上がった。 10分後。 識「あぁ~、おいしかった。ごちそうさま。」 お腹の減っていた識はあっという間に食べ終わり、満面の笑みでそう言った。 槙「ほら、お茶。もうちょうど良い熱さになってるぞ。」 そんな識に槙はさっき入れたお茶を渡した。 識「ありがとう。」 槙「どういたしまして。さっ、ちょっと朝早いけど尾行の成果を報告し合うか。」 識「えっ?!俺眠たいよ、ちょっと1回寝かせてよ。というか、槙は今日まだ良仁の方を尾行するんじゃないの?」 槙「今日はしない。というか多分今日良仁本人と話できそうだから無理に尾行することもないかなと思ってさ。」
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