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そんな悠とリクを見ながら鈴は、
鈴（何でリクさんが莉子さんの名前の漢字まで知っているんでしょうか？良仁から莉子さんの話を聞いていたとしてもわざわざ漢字までは普通教えませんよね。これは聞いた方が良いですよね。）
何故リクが莉子の名前の漢字まで知っているのという疑問を心の中に浮かべて、それを解決しようと口を開こうとした。
すると、
悠「書けました。でも、なぜリクさんが岡村さんの奥様の名前を知っているんですか？」
悠も鈴と同じことを思ったのか、莉子の名前を書いた紙を渡しながらリクに聞いた。
リ「よく話を聞いていたんですよ奥様の。だから名前を覚えたんです。」
悠「話だけなら名前の漢字まではわかりませんよね。でも、リクは漢字でと言いましたよね。」
リ「………そうですね。これはあまり人に見せるべきではないと思うんですけど。」
リクは間を置いた後、あきらめた様にそう言ってカウンターの中の引き出しから何かを取りだいた。
悠「これは…ポストカードですね。」
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