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リ「それは言っても良いんですか?」
悠「はい。私たちは良仁の近くに座り、その会話を聞かせていただきます。」
リ「…1つ目という事はほかにもあるんですよね?」
悠「はい。ほかには良仁本人と話がしたいので空いている部屋があればお借りしたいんです。」
リ「本人と話するつもりなんですか?!」
まさか本人と話がしたいと言われると思っていなかったリクは驚いたようにそう言った。
悠「確かめたいことがあるんです。その結果によって莉子さんと良仁、2人の結末は大きく変わってくるんです。」
リ「それは岡村さんが良いと思う方向に変わっていくということですか?」
悠「はい、そうです。」
リ「………。」
悠は自信満々にそう言い切ったが、まだリクは不安そうな顔をしていた。
それを見て、今まで黙っていた清美が、
清「そんな不安そうな顔をしなくても大丈夫よリク。この子たちがここまで自信満々で言うってことはもうほぼ良い結末になるってことがわかってるからだから。」
リクに笑顔でそう言った。
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