『納得屋』

・『レインボーカマオン』

リ「他に協力することは何かありますか？」
悠「はい、さっき見せた写真がありましたよね。これを取った人物が良仁がここに来た後、来ると思うんです。なので、良仁が来た後に常連さんじゃないお客さんがきたらこっそりと鈴の方に知らせてもらえますか？私は良仁と話をしているかもしれないので。」
り「はい、わかりました。鈴さんにお伝えすれば良いんですよね。」
悠「はい。鈴も大丈夫ですね。」

悠はリクに向けている顔を鈴の方に向けて言った。

鈴「はい。」
悠「協力をお願いしたいのはここまでの事だけです。次は少し質問をさせていただいても良いですか？」
り「えぇ。私が知っている範囲でですけどお答えできることはお答えします。」
悠「では、さっそく。良仁がこの店に通うようになったのはいつからですか？」
リ「えっと…通うようになったのは１年半ほど前からだと思います。たまたま、この店に岡村さんが１人でやってきてうちの店を気に入ってくれたんです。それから出張にくるたびに来てくれますね。」

リクは思い出したようにそう言った。

悠「そうですか。では、１年半前から頻繁にここに来ていますかね？」
悠（１年半前くらいと言えば、莉子さんがいきなり家に帰ってこなくなったと言っていた時期ですね。）

悠は心の中でそう思いながら新たな質問をリクにした。