・『レインボーカマオン』

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ユリとアヤメ、リクと同じくらいオカマという事を疑う美人がまた来たと思えば、その次に来たのは悠や鈴よりも背が高く、とてもガッシリした体格をした若い男性がきた。 そして他にも仕事帰りなのかスーツを着たおじさんに、バリバリに化粧をした男性(若いのかどうかは2人には判断できなかったが、性別だけははっきりとわかった。)などがやってきてみんな悠と鈴と清美に気づいて少し話をした後、奥へと入って行った。 悠「『色々な人がいるのがうり』っていうのはこういうことだったんですね。」 鈴「えぇ。本当に色々な人がいるっていう意味だったんですね。」 その様子を見て悠と鈴はリクと清美が言っていた意味を理解した。 それからあっという間に開店の時間となり、店内は一気ににぎやかになった。 悠と鈴はリクに言われた席に座り、良仁が来るのを待っていた。 リ「そろそろ来るころだと思います。いただきものなんですけど、よかったらどうぞ食べて下さい。」 お客の所を行ったり、来たりしていたリクがジュースとケーキの乗った皿を持って2人の所へやってきた。 悠・鈴「ありがとうございます。」 2人はお礼を言ってジュースとケーキを受け取った。
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