・『レインボーカマオン』

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鈴「あっ!リクさん、これ良かったら食べて下さい。」 鈴はアップルパイの存在を思い出し、それが入っている袋をリクに渡した。 リ「これは?」 悠「私が作ったアップルパイなんですけど、思いのほかうまくできたので、ぜひ食べてもらって感想が聞きたくて。」 悠は少し照れくさそうにそう言った。 リ「まぁ!悠さんが作ったんですか?」 リクは驚いたようにそう言った。 悠「はい。良ければ召し上がって感想を聞かせてください。」 リ「ありがとうございます。少し落ち着いた時にいただきます。実は私アップルパイが大好物なんです。」 リクがうれしそうにそう言ったと同時に、 チリンチリン! 店の入り口のドアについているベルが鳴り、 リ「あっ、いらっしゃいましたね。」 良仁が店の中に入ってきた。 良仁は迷うことなく悠の横の席に腰を下ろした。
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