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それを良仁の横で聞いていた悠は、
悠(いい感じですリクさん。ありがとうございます。)
良い会話の流れでこの話題にできたリクに心の中で感謝していた。
良「私の事を聞きにですか?」
リ「えぇ。探偵の人には岡村さんに話を聞きにきた事は話しないで下さいと言われたんですけど、言っておいた方が良いと思って。あっ!その人には岡村さんのこといっさい話してないですから安心して下さい。」
良「ありがとうございます。…あの誰に依頼されたのかとか言っていましたか?」
リ「えぇ。…岡村さんの奥さんが依頼者だと言っていましたよ。」
良「!!…そうですか。………もうダメということだな。」
良仁は驚いたように目を見開いた後、小さな諦めを含んだ声でそう呟いた。
それを聞いた悠は、
悠「諦めるには早いと思いますよ。」
良仁の方を向きながらそう言った。
良「!!…誰ですか?」
いきなり横の人に声をかけられた良仁は驚いて悠を見た。
が、見覚えのない人物に疑問の声が出た。
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