・『レインボーカマオン』

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謝罪し終え前を向いた良仁に、 悠「これからお時間ありますか?」 悠がそう聞いた。 良「時間ですか?どうして時間が必要なんですか?」 悠「あなたとじっくりとお話がしたいんです。…莉子さんのこととあなたの会社の事について。」 良「莉子と会社についてですか?」 悠「そうです。」 悠は真剣な顔をして良仁を見ながら言った。 良「わかりました。」 そんな悠を見て良仁は『話がしたい』という悠の願いを了承した。 良仁の了解を得た悠は、 悠「では、奥の部屋で話をしましょう。リクさん、お部屋お借りします。」 すぐにリクの方を向いてそう言った。 リ「どうぞ。」 リクの返事を聞いて悠は席を立つと、 悠「では、鈴あとは頼みましたよ。」 隣に座っていた鈴にそう声をかけた後、良仁と共に部屋へと向かった。 良仁は悠の後ろについて行きながら、リクの方をチラリと見たがリクと目が合った瞬間に目を逸らし、悠に着いて奥の部屋と入って行った。
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