・鈴と利次

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鎌「!!…いきなり何なんですか?!」 鈴「言った通りです。あなたが待っている岡村良仁はここには来ませんよ。」 鈴はクスリと笑いながらそう言った。 鎌「!!だ、誰ですかそれは?私が待っているのは違う人です。変な事を言わないで下さい。」 動揺しながらも否定する鎌田。 鈴(動揺しているのがバレバレですね。まず最初に思い切り驚いた顔してましたし、言葉には詰まってしまっているし、今も完璧に目が泳いでます。) 鈴は心の中で鎌田のわかりやすさに呆れながら、 鈴「嘘はよくないですね。私は全部知っているんですよ。…岡村良仁社長の第一秘書の鎌田利次さん。」 鎌「!!」 ガタッ! 鎌田は自分の名前を言われ驚いたが、すぐに立ち上がりそのまま逃げようとした。 が、 鈴「そんな大きな音を立てたら周りの方に迷惑ですよ。」 何時の間にすぐ近くに来ていた鈴にそう言われた。 そして、 鎌「えっ?」 鎌田が何か言う前に、すごい速さで手刀を鎌田の首に入れ、気絶させた鈴。
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