・話し合い

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鎌「去ってもらう。ってそんな簡単にできないだろ!何をつもりなんだ?」 良「簡単だよ利次。お前の携帯に残ってるメールを使えばな。」 良仁がニヤリと怪しい笑みを浮かべてそう言った。 鎌「えっ?」 悠・鈴(目の付け所良いですね。) 鎌田は良仁の言っている意味がわからず首を傾げ、悠と鈴は良仁が何をしようとしているのかがだいたいわかり、心の中で感心した。 良「おう大方のシナリオは浮かんでいる。後でゆっくり話し合おう。」 鎌「わかった。」 良仁の言葉に鎌田は頷いた。 それを見て、 悠「次の話に移っても大丈夫ですか?」 良「あっ、はい。すみません何度も話を中断させてしまって。」 悠「気にしないで下さい。そんなに焦って話をしなければいけないという状況ではないので。さて、ここからの話が私にとって重要な話です。」 悠はそう言ってスーツのポケットに手を入れた。
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