『納得屋』

・話し合い

そして、

リ「いいえ。私こそだますようなことをしてしまってごめんなさい。」
良「いえ、そんなこと気にしないで下さい。私こそさっきあんな態度をとってしまってすいません。」

２人がそう互いに謝り合っているところに、２人の様子を見ていた悠が、

悠「リクさん鈴から聞きましたか撮影の事？」

それをとめるために、そう声をかけた。

リ「はい。あっ、写真を撮るのは構わないんですけど、もう少しお客さんが少なくなってからでも大丈夫ですか？」

リクは申し訳なさそうに悠に聞いた。

悠「全然良いですよ。今お客さん多いみたいですし。無理を言っているのはこっちなのでいくらでも待たせてもらいます。」

悠は店の中を見渡しながらそう言った。

店の中はいつの間にかお客さんでいっぱいになっており、写真を撮るのは難しい状態だった。

リ「そうですか。多分、もう少ししたら人が少なくなると思うので。」
悠「わかりました。あの、人が少なくなるまであの部屋を借りても大丈夫ですか？」
リ「はい、大丈夫です。まだほかにも部屋はあるので。どうしても必要な時は声をかけさせてもらいますね。」
悠「わかりました。ありがとうございます。」

悠はお礼を言った後、リクに食べ物や飲み物を注文して４人でもといた部屋へ戻った。