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帰りも識が運転して、槙はこれからの事を考えていた。
識「あの依頼…どこに住んでる人の依頼だろうね?」
沈黙していた車内で識がいきなりそう言った。
槙「さぁな。依頼者から連絡がこないとわからないな。」
識「行ったことない所だったらいいのになぁ。」
槙「もし行ったことのない所でも時間がない場合はご当地ものの食べ歩きはナシだからな。」
識が考えていることなどお見通しの槙。
識「えぇ~!そんなのダメだって!やっぱり………。」
♪♪~♪♪~
槙の意見に識が反論しようとしたとき仕事用の携帯が鳴った。
槙「ん…依頼者からみたいだな。」
槙は携帯の画面に表示されている『非通知』を見てそう言った。
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