・最終準備

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清「もう少しで読み終わるから。そしたらすぐに連絡するから、仕事がんばってね。」 識「はい!」 識は満面の笑みで頷いた。 そんな2人のやりとりを見ていた槙は、 槙「あっ、リクさんと店の事と今日の情報の料金はいくらですか?」 情報料を払ってない事気づいた。 清「あら、もうもらったわよ。槙ちゃんのチョーおいしいスイーツ。この間の分は昨日お酒おごってもらったからもういいわよ。」 槙「えっ!?ダメです!あれは手土産で情報料じゃありません。それに昨日お酒をおごったのはついて来てもらったお礼です。」 識「そうですよ!」 清美の意見に反論する槙と識。 清「う~ん…それじゃあ千円もらうわ。」 槙「…そんな情報でも毎回千円っておかしくないですか?」 識「それは1つ分の情報の料金ですか?」 清「2つで千円よ。というか、本当ならこないだのと今回の情報くらいでお金を取る事なんてないのよ。」 千円という金額に納得していない2人に清美は苦笑を浮かべてそう言った。
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