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悠「もしもし。」
鎌『こんにちは鎌田です。得屋悠さんですか?』
悠「はい。何かありましたか?」
鎌『はい。実は昨日、私たちは10時発の夜行バスであっちへ帰るので6時には着くと話ましたよね。』
悠「はい。そうお聞きしました。」
鎌『それが10時発が満員で、11時発の便になってしまいまして、予定よりも1時間遅れて7時くらいに予定場所へ着くようになってしまうんですけど大丈夫ですかね?』
鎌田は申し訳なさそうな声でそう聞いた。
悠「はい。1時間くらいなら大丈夫ですよ。着く少し前にかならず連絡下さいね。」
鎌『はい。…ご迷惑おかけしてしまってすいません。』
悠「いえ、無理を言っているのはこちらなので気にしないで下さい。他に変わったことはありませんか?」
鎌『はい、他には今のところありません。』
悠「そうですか。わざわざ連絡ありがとうございました。」
鎌『いえ、ではまた明日。』
鎌田はそう言って電話を切った。
電話が切れた後、
識「何だった用件は?」
すぐに識がそう聞いてきた。
槙「予定よりも1時間遅いバスしか空いてなかったから1時間到着が遅れるって連絡だった。」
識「そっか。…それなら予定入れ替えた方が良いんじゃない?」
識は電話の内容を聞いてそう言った。
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