『納得屋』

・集合

熊「すごいな。まぁ、わかった。これで変装してから中に入れば良いんだな。」
悠「はい。それで店の中に入ったらこの鞄のここを私達の方に向けて下さい。この鞄の中にはカメラを仕込んであるので。できれば井坂が絶対に入るように撮っていただけると助かります。」
熊「そういうのは俺の得意分野だ。仕込んでるカメラはどんなカメラなんだ？」
鈴「これです。これがその鞄の中に仕込んであります。」

鈴は袋から小型のカメラを出して熊田に渡した。

熊「このタイプのカメラなら何度も使ったことがあるから大丈夫だ。」
悠「それならよかったです。よろしくお願いします。」
熊「任せてくれ。他に何かする事あるか？」
悠「ほかの事はその時にならないとどういう状況になっているか予想が難しいのでその場でお願いすることになるかもしれません。」

悠は申し訳なさそうにそう言った。

熊「わかった。何かすることができたら遠慮なく言ってくれ。」
悠・鈴「その時はよろしくお願いします。」
熊「了解した。話はこれで終わりか？」
悠「はい。一応。」

悠はそう言った後、時計を見て時間を確認した。