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悠「熊田さんには井坂を迎えに行くまでにこれを車に仕掛けておいてもらえたらありがたいです。それと、この通信機をどこかに入れてイヤホンを耳つけておいてください。」
悠は通信機とイヤホンと盗聴器を熊田に渡した。
熊「これは誰と通信ができるんだ?」
悠「鈴と私と連絡が取りあえます。私たちが居ないところで何かあった時はすぐにそれで連絡してください。それとは逆で熊田さんのいない所で何かあった時はすぐにこちらから連絡します。あと、多分なんですけど井坂は熊田さんを車で待機させると思います。なので助けが必要だと思ったら連絡をいれるのでその時はよろしくお願いします。」
熊「なるほどな。わかった。」
鈴「あっ、あともう1つ。悠たちを乗せて莉子さんの家を出る少し前に私に連絡を下さい。」
悠と熊田の会話が終わったところで鈴はそう熊田に言った。
熊「わかった。…これの電源ってここだよな。」
鈴「はい、それが電源です。」
熊「これは使ったことないな。軽くで良いから使い方を教えてくれ。」
鈴「わかりました。」
鈴は熊田に通信機と盗聴器の使い方の説明を始めた。
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