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そして、
悠「そうなんだろうって思ったんです。」
鈴「話を聞いているときの莉子さんの表情や態度を見ていて。」
莉子に向けて笑顔でそう言った。
莉「うぅ…本当に…本当にありがとうございます。」
莉子はそう言って頭を深く下げた。
それから莉子が泣き止み、落ち着くのを待って、
悠「私が最初に言っていた事の意味、わかっていただけましたか?」
悠がそう声をかけた。
莉「はい。」
鈴「私たちの仕事は納得できないことを納得できるように解決すること。」
悠「つまり、莉子さんが1番望んでいる結末を迎える事です。」
鈴「今日の事が終わったら良仁さんと2人でよく話合ってください。」
悠「そしてどうなったかを報告してください。それで、私たちの仕事は完了となるので。」
莉「わかりました。良仁さんとちゃんと話をして、お二人に報告をさせてもらいます。」
悠・鈴「よろしくお願いします。」
莉「はい。…悠さん、鈴さん本当にありがとうございます。」
莉子は返事をした後、再びそう言って頭を下げてお礼を言った。
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