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悠「では、次に。目的地へ着いてからの話です。目的地の『ブロンズ』へ着いて中に入りますよね。そして席に着いたら、まず依頼取り消しについての話を始めます。初めて少ししたらさっきの話を井坂にしようと考えています。その時、莉子さんは席を立ってお手洗いの方へ行って下さい。」
莉「どうしてですか？」
何故席を立たないといけないのか疑問に思う莉子。
悠「予想ですが、井坂は自分の隣に莉子さんを座らせると思うんです。そうなると、もし私たちがさっきの事を井坂に話した時に井坂が隣にいる莉子さんに危害を加えることがあるかもしれないからです。」
莉「そう言われるとそうですね。わかりました。」
悠「では、井坂に話をするときに合図するのでそれを見て席を立って下さい。私がこういうふうに指でテーブルを指で３回叩くのが合図です。」
悠はテーブルを指で叩きながらそう言った。
莉「はい。こうですよね。」
莉子は悠がやったようにテーブルを指で同じように叩いた。
悠「そうです。この合図を見て、お手洗いの方へ行ったあとはそこで待機しておいてください。鈴が迎えに行きますから。」
莉「はい。そこで待っていれば良いってことですよね。」
鈴「はい。私がそこへ行くまでは絶対に出ないで下さい。」
莉「わかりました。」
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