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その中で、
鈴「岡村さん、大丈夫ですよ。莉子にはきちんと真実を伝えてきました。今日の事が終わったら2人で今までの事を、今後の事をよく話し合ってください。」
不安そうな顔あで自分の方を見ている良仁に鈴は笑顔でそう言った。
良「はい、ありがとうございます。」
鈴「それと、話をするときに心の中だけで思うというのはやめて下さいね。その思いをしっかりと言葉にして伝える事を心掛けて下さい。2人は互いに言葉足りない所があるようなので。」
良「はい。…その事をしっかり心にとどめてしっかり莉子と話し合います。」
良仁はさっきまでの不安そうな顔ではなく、覚悟を決めたような顔でそう言った。
鈴はそんな良仁を見て満足そうな笑みを浮かべてた後、
鈴「では、そろそろここを出ましょうか。途中でお昼を食べて、莉子さんの所へ向かおうと思っているので。」
そう言うと、
熊「昼ならここで食べて行けよ。俺が作ったもので悪いが、サンドウィッチを大量に作りすぎてな。どうにも俺1人では食べきれなさそうなんだ。」
苦笑を浮かべた熊田にそう言われた。
鈴「そうなんですか。私は頂いても良いんですけど…岡村さんと鎌田さんはどうですか?」
鈴は良仁と鎌田の方を向いてそう聞いた。
良「私もぜひいただきたいです。」
鎌「私もです。先ほどすごく良い匂いがしているなと思っていたんです。」
鈴「じゃあ、ここで昼食を済まさせてもらいましょう。…熊田さんサンドウィッチいただきます。」
2人の返事を聞いて鈴は熊田にそう言った。
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