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駐車場に着くと、すぐに車の助手席に乗り込んだ悠。
鈴「そろそろ来るんですか井坂が?」
悠「はい。それでこれを渡しに来たんです。」
悠はそう言ってパソコンを鈴に渡して、
悠「バタバタしていてすいません。」
後ろに座っている良仁と鎌田にそう声をかけた。
良「気にしないで下さい。…莉子の事よろしくお願いします。」
悠「はい、任せて下さい。」
良仁の言葉に悠は良仁の目を見てそう返事した。
それを聞いて安堵している良仁の顔を見た後、悠は鞄の中のいるものいらないものを整理し始めた。
整理を始めて数分後。
悠に渡されたパソコンを立ち上げて、イヤホンを耳につけていた鈴が、
鈴「井坂、来たみたいですよ。」
と悠に声をかけた。
悠「今、12時40分ですか。…あと5分したら行きますね。」
荷物を整理し終えた悠は鞄をチャックを閉めながらそう返事した。
鈴「…熊田さんから通信ですね。…はい。」
熊『鈴ちゃん今、岡村さんの家に到着したぞ。という井坂はもう家の中に入った。あと、車の中では何もなかった。』
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