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井「…ちょっとすいません。」
井坂はそう言って携帯を開いた。そして次の瞬間、
井「!!」
驚きの表情をして、
井「すいません。ちょっと電話をしてきても良いですか?」
悠「はい、大丈夫ですよ。」
井「すいません。」
井坂はそう言って慌てたように席を立つと、電話をするために店の外に出た。
井坂が席を立った後、悠はすぐに携帯を取り出し、
『予定どおり電話に出なくて良い。井坂が戻ってきたらすぐに行動開始。準備しておいてくれ。』
というメールを打ち、鈴に送った。
悠からのメールを見た鈴は、
鈴「鎌田さん、もうすぐ井坂から電話がかかってくると思いますので、携帯の電源を切っておいてください。」
とすぐに鎌田に指示をして、
鈴「それと井坂が戻ってきたらすぐに行動を開始するそうです。」
と良仁と鎌田に伝えた。そして悠に、
『了解。先ほど、井坂が店を出る際、ドアの近くにいたガラの悪い人に何か声をかけていました。この店の中にいるのは井坂が雇った人かもしれないので十分注意してください。』
了解の返事とさっき井坂が出ていくときに、近くにいた人物に声をかけていた事を伝えるメールを送った。
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