・解決

32/42
前へ
/557ページ
次へ
井「気づいたからどうした。何を証拠に俺をクビにするつもりなんだ?お前と会長のした取引を知っているのは俺と鎌田とお前達親子、それに得屋だったか。あとお前の奥さんだけだ。それに俺が会社を乗っ取ろうとしているのを知っているのもだ。」 井坂は焦りを隠すように早口でそう言った。 良「証拠ならある。得屋さんからもお前と会長の会話とお前と鎌田の電話での会話のデータを譲ってもらった。それにお前が鎌田に送っていたメール。とかがな。」 井坂に問いに良仁は怒りを含んだ声でそう答えた。 井「……あははは!」 井坂はそれを聞いていきなり笑い出した後、 井「まぁ、良い。データは後だ。…予定は大分変わるがまずはトイレに居る2人を捕まえてこい!」 井坂は立ち上がって悠たちの後ろを見ながらそう言った。 良・鎌「!!」 井坂の言葉に驚く、良仁と鎌田。 そんな2人を見て、 井「捕まえてきた奴は報酬を倍にしてやる。」 ニヤリと笑ってそう言った。 男「マジかよ!」 男「やりー!」 井坂の言葉に店の中にいた男たちが立ち上がってそう言った。
/557ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5771人が本棚に入れています
本棚に追加