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鈴「始まったみたいですね。」
莉「………。」
莉子は外から聞こえる音に恐怖を感じ、鈴の横に身を寄せた。
鈴「大丈夫ですよ。莉子さんには指一本触れさせませんから。」
そんな莉子に鈴は笑顔でそう言いながら、
鈴（多分、井坂は私達２人をまず捕まえにくるでしょうね。女だと舐めているでしょうし。人質としてはうってつけですからね。そうなると…。）
これからの行動をどうするか考えていた。
が、
ドンドンドンドン！
というドアをたたく音が聞こえ、
ガチャガチャガチャガチャ！！
鍵をかけているドアのドアノブを壊す勢いでドアノブがすごい音を立てた。
そして、
男「おい！出てこい！」
男「お姉さんたち早く出ておいでぇ～。」
男「おとなしく出てきたら何もしないからさぁ。まぁ、うそだけど。アハハハ！」
という声が聞こえてきた。
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