5771人が本棚に入れています
本棚に追加
井坂は聞こえてきた男の声に、はっとしたように声のした方を向いた。
そこには一人男がいて井坂を見て笑っていた。
それを見て、
悠「3人とも私の後ろに来てください。」
悠は良仁、莉子、鎌田に自分の後ろに来るように言った。
そして心の中で、
悠(あの男…何か嫌な感じがしますね。というよりも、多分私より確実に強い気がします。…鈴、早くそっちを片付けてこっちへ来てください。)
と鈴が早く来ることを祈っていた。
そんな悠たちを見て、
男「もう計画は失敗だな。」
男は井坂の横へ行きそう言った。
井「まだ失敗と決まったわけじゃないだろ!」
男「今のこの状況を見て、まだ失敗してないと言えるお前を尊敬するよ。」
男は井坂をバカにしたようにニヤリと笑みを浮かべてそう言った。
井「!!お前は何をしにきたんだ!もう金は払ってるし、俺に用はないだろ!さっさと消えろ!」
男のバカにした言い方に腹を立てたのか、井坂は声を荒げてそう言って男をにらんだ。
最初のコメントを投稿しよう!